■ ID | 799 |
■ 種類 | 総説・解説 |
■ タイトル | 生態系に配慮した化学物質管理制度の現状と方向 |
■ 著者 | 須藤隆一
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課化学物質環境実態調査担当 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 化学物質と環境、No.90、13-16、2008 |
■ 抄録・要旨 | 国際的に生態系保護の重要性が認められるなか、欧米では早い時期から金属、農薬、塩素化有機化合物など十〜数十項目について、生態系保護に配慮した水質環境基準が定められてきた。わが国では、水生生物保全のための環境基準項目として全亜鉛、要監視項目としてクロロホルム、フェノール、ホルムアルデヒドが定められているが、できるだけ早く国際的レベルの数十項目まで増やすことが望まれる。また、生態系に配慮した環境管理を促進するためには、@自然生態系の恵みに対する理解、A生態系を構成する動植物等への理解、B生物影響試験の活用が重要になる。さらに、化学物質規制の国際的潮流のなかで、生態影響管理制度についても国際協調を図る必要がある。 |
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